医者の「上医・中医・下医」とは

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みなさんの身近にいる「お医者さん」

その医者にも3段階ありまして「上医・中医・下医」と位置付けられるそうです。
さて、その意味は何でしょうか?

出身大学?専門医?どう分けているのでしょう?

 

世界最古の「黄帝内径」という中国の医学書があります。
この医学書には上医・中医・下医の概念を記しています。

ちょっと簡単に説明します。

① 下医
臓器を治す。
ここは中でも一番レベルが低い医者を示します。

例えば、近眼で目が見えません。視力検査をして白内障になってるのが判りました。
その白内障を治し、臓器を治すだけ医者が「下医」になるそうです。

② 中医
患者(病)を治す。

ここの概念は、病気の人を治して、その家族とか周りの人を幸せにする医者、
また今病気になろうとしている人を治すのが「中医」になるそうです。

③ 上医
世の中(国)を治す。

この上医は原因を除去する医者、未だ病気になっていない患者を治す(未病治療)人をいうそうです。
これの意味することは、病気患者が減れば、国家予算も抑えられる。
そのお金をほかに補填し、国が豊かになるという考えをする医者をいいます。

「小医は病を医す 中医は人を医す 大医は国を医す」

 

令和2年度の国民医療費は 42兆9,665億円。
これだけの予算があれば、学校の無償化もできますよね。
これを考えるのが上医です。

皆さんが行っている病院のお医者さんは、どのお医者さんですか?

 

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