いろは歌

ElusaMaat(エルサマアト)のブログを見て頂きありがとうございます。

以前「君が代」をお伝えしたと思います。

今回は「いろは歌」です。

私、恥ずかしながらこの1年半くらいまで
いろは歌を知りませんでした。
言葉の並び、しかも「いろはにほへと ちりぬるを」
しか知りませんでした。
さらに、意味・歌まであるなんて知る由も御座いません。

では、どんな意味があるのかみていきましょう。

 

「いろはにほへと ちりぬるを」

→ 「色は匂へど 散りぬるを」

香り豊かで色鮮やかに咲き誇る花も、
いずれは散ってしまう

という意味で「諸行無常(しょぎょうむじょう)」
をあらわしているそうです。

諸行無常
世のすべてのものは、移り変わり、
また生まれては消滅する運命を繰り返し、
永遠に変わらないものはないということ

 

「わかよたれそ つねならむ」

→「我が世誰ぞ 常ならむ」

この世に生きる誰しもが、いつまでも
生き続けられるものではない

という意味で「是生滅法(ぜしょうめっぽう」
をあらわしているそうです。

※是生滅法
生命のあるものは、いつかは必ず滅びて死に
至るということ

 

「うゐのおくやま けふこえて」

→「有為の奥山 今日越えて」

無常で有為転変の迷い、
その奥山を今乗り越えていく

という意味で「生滅滅已(しょうめつめつい)」
をあらわしているそうです。

※生滅滅已
生と死が滅して、現世を超えること

 

「あさきゆめみし ゑひもせす」

→「浅き夢見じ 酔ひもせず」

「悟りの世界に至れば儚い夢を見ることなく、
仮想の世界に酔うこともない安らかな心境で
ある

という意味で「寂滅為楽(じゃくめついらく)」
をあらわしているそうです。

※寂滅為楽
寂滅の境地を本当の楽しみとすること

 

悟りの歌の教えを47音で表現しているそうですね。

こんなこと日本人でありながら、全く知りませんでした。
まだまだ知らないことが沢山。

日々勉強だ!

 

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